胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、胃酸により胃や十二指腸がキズついてしまう病気です。
主な原因としては、ヘリコバクター・ピロリ感染や薬の副作用などがあげられます。
症状が進行すると胃や十二指腸の壁に穴があいて腹膜炎を起こし、手術が必要になることもあります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は治療に時間がかかりますし、市販薬での治療は困難です。
「かかりつけ医に行く時間がない」「薬を切らしてしまいそう」など、お困りの時はお気軽に新宿駅前クリニックをご利用ください。
ご予約は不要です。

ビジネスマンの患者さまにもご利用しやすいよう19時(初診の患者さまは18時)まで受付しております。
また、年末年始を除き平日は毎日通常診療を行っておりますので、ご安心ください。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍はどんな病気ですか?

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、胃酸で粘膜がダメージを受けた結果、胃や十二指腸の壁がえぐれてしまう病気です。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因は何ですか?

ストレスが主な原因と考えられがちですが、胃潰瘍の約70%、十二指腸潰瘍の約90%はヘリコバクター・ピロリが原因であるといわれています。
その他、喫煙・ストレス・薬(痛み止めなど)の副作用などが原因としてあげられます。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍になると、どんな症状があらわれるのですか?

主な症状は、みぞおちあたりの痛みです。
胃潰瘍は食事中や食後に痛みが起こることが多く、十二指腸潰瘍は空腹時に痛みが起こることが多いです。
傷口から出血している場合には、吐血することもあります。
出血量が多かったり、出血が長期間続いたりすると、貧血になることもあります。
また、血液が便に混ざるため、真っ黒な便が出ることもあります。
その他、胸焼け・胃もたれ・酸がこみ上げてくる感じ・吐き気や嘔吐などが生じることもあります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍を放っておくと、どうなりますか?

症状が進むと、胃や十二指腸の壁に穴があき、腹膜炎を起こすこともあります。
このような場合には、緊急手術が必要となります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の診断には、どんな検査が必要なのですか?

バリウムを使ったX線造影検査や胃カメラによる検査を行い、診断を行います。
胃カメラでの検査では、組織をとってピロリ菌の検査や胃がんの検査を行うこともあります。
これらの検査は全ての医療機関で行っているわけではないので、事前に医療機関へ検査の可否を確認するとよいでしょう。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍はどうやって治療するのですか?

薬物療法が基本です。胃酸をおさえる薬と粘膜の保護・修復をうながす薬を数週間飲み続ける必要があります。
症状によっては酸を中和する薬などが処方されることもあります。
そしてピロリ菌感染が認められた場合には、抗生剤でピロリ菌を除菌します。
なお、薬で胃潰瘍・十二指腸潰瘍が治っても、再発予防のために酸をおさえる薬を長期間飲むことがあります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療で注意することはありますか?

治療を中断してしまうと、症状が再発・悪化する可能性があります。
必ず医師の指示通り、治療を継続するようにしましょう。
日常生活においては、暴飲暴食を避ける・消化の良いものを食べる・できるだけ喫煙を避ける・ストレスを軽減する、といったことが大切です。

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