頭にフケが出て、かゆい

頭にフケが出てかゆみが生じる病気は、いくつかあります。
病気によって治療法が異なりますし、市販薬での治療が難しい病気もありますので、医療機関で治療を受けることをおすすめします。

新宿駅前クリニック皮膚科では、病気かどうか迷うようなフケ・かゆみに対する診察も行っております。
しっかり洗髪しているはずなのにフケやかゆみの症状が気になるようでしたら、お気軽に新宿駅前クリニック皮膚科にご相談ください。
ご予約は不要ですので、受付時間内にお越しください。
ビジネスマンの患者さまにもご利用しやすいよう受付は19時(初診の患者さまは18時)まで行っております。

また、年末年始を除き平日は毎日通常診療を行っておりますので、ご安心ください。
なお、ホームページから問診票をダウンロードすることができます。
ご記入の上受付時にご提出いただきますと、待ち時間が多少短くなります。

頭にフケが出て、かゆいのですが…。病気でしょうか?

頭にフケが出てかゆみの生じる病気としては、脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、頭部白癬、頭シラミ、乾癬などがあげられます。

それぞれの病気の特徴や治療法などを教えてください。

脂漏性皮膚炎

フケの原因で最も多いのが、脂漏性皮膚炎です。
発症にカビの一種が関与していると考えられています。
皮脂の分泌が多い頭皮や顔に症状があらわれることがあります。
脂漏性皮膚炎が原因で頭髪が抜けやすくなるケースもあるので、注意が必要です。
頭皮の脂漏性皮膚炎の治療は、抗真菌剤入りのローションや炎症をおさえるステロイド入りのローションで行います。
市販の抗真菌剤入りのシャンプーを使うことで症状が落ち着くこともあります。

アトピー性皮膚炎

頭皮だけではなく、顔や体、手足にもかゆみを伴う湿疹があることが多いです。
アトピー性皮膚炎が生じる原因は明らかではありませんが、体質や環境、ストレスなどが関係していると言われています。
頭皮のアトピー性皮膚炎の治療は、ステロイド入りのローションや抗アレルギー薬の飲み薬で行います。

接触性皮膚炎

毛染めやシャンプーなどが体にあっていないために生じることがあります。
原因となっているものの使用を中止し、ステロイド入りのローションや抗アレルギー薬の飲み薬で治療します。

頭部白癬

頭にできる水虫です。
毛が抜けたり、皮膚がかさかさになってフケが生じることもあります。
症状が悪化すると頭皮が赤くなったり、痛みが生じたりすることもあります。
頭の水虫は毛の内部で感染を起こしているため、塗り薬での治療は困難です。そのため、抗真菌剤入りの飲み薬で治療します。

頭シラミ

子どもに多い病気ですが、人から人へ感染することがあります。頭シラミがいると強いかゆみが生じて眠れないこともあります。
頭シラミの卵は、耳の後ろや後頭部についていることが多いです。
フケと間違えることもありますが、フケと違って卵は簡単に取れません。
治療は、市販のシラミ駆除専用シャンプーで行います。

乾癬

皮膚が赤茶色になったり、皮膚の表面に白い垢が厚く付着する病気です。
白い垢は、一部がはがれ落ちるのが特徴です。
感染症ではないので、まわりの人にうつることはありません。
治療は、ステロイド入りのローションやビタミンDのローションを使います。
かゆみが強い場合には、抗アレルギー薬の飲み薬を使うこともあります。

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