鼻水は健康な人でも少なからずあるものですが、大量に出る場合には風邪やインフルエンザ、花粉などによるアレルギー性鼻炎などが疑われます。
その他、刺激物の吸入や温度差が刺激となって鼻水が出ることもあります。
新宿駅前クリニック耳鼻科では、風邪・インフルエンザ、花粉症にともなう鼻症状などに特化した診療を行っております。
予約制ではありませんので、症状がある場合にはお気軽に受付時間内にお越しください。
ビジネスマンの患者さまにもご利用しやすいよう、受付は19時(初診の患者さまは18時)までおこなっています。
また、年末年始を除き、平日は毎日通常診療を行っておりますので、ご安心ください。
なお、精密検査(ファイバースコープによる検査、特殊なアレルギー検査など)や処置(ネブライザーによる鼻やのどの吸入など)は行っておりませんので、ご了承ください。
風邪の鼻水と、花粉症などアレルギー性鼻炎の鼻水は違うのですか?
風邪の鼻水は、透明から粘りのある鼻水に変わっていくことが多く、色がついていることも多いです。
花粉症などアレルギー性鼻炎で生じる鼻水は、透明で粘りが少なく、サラサラしたものが多いです。
風邪やインフルエンザ、花粉症などのアレルギー性鼻炎を見分ける方法はありますか?
風邪やインフルエンザ、アレルギー性鼻炎を見分けるためには、鼻水以外の症状に着目する必要があります。
風邪の場合は、鼻水の他に発熱・頭痛・のどの痛み・体のだるさなどをともなうことが多いです。
インフルエンザの場合は、38度を超える高熱・関節の痛み・体のだるさなどを訴える方も多いです。
花粉症などアレルギー性鼻炎の場合は、鼻水の他、くしゃみ・鼻づまり、目のかゆみなどをともなうことが多く、なかには体のかゆみなどを訴える方もいます。
市販薬と医療機関で処方される薬の違いは何ですか?
市販の鼻水の薬は、眠くなりやすい成分が含まれていることもあります。
また、鼻水以外の症状にも効く成分が含まれていることが多いです。
医療機関で処方される薬は、医師が患者さまの症状だけではなくライフスタイルなどに合わせて薬を選択します。
また、患者さまのご希望に応じて眠くなりにくい薬を処方することも可能です。
鼻水を予防する方法はありますか?
風邪などによる鼻水の予防
まず、ウイルスを寄せ付けないようにしましょう。通勤通学などでバスや電車を利用する場合にはマスクをつけ、うがい・手洗いをかかさないようにしましょう。
そして、ウイルスが増殖しにくい環境づくりをしましょう。気温が低く空気が乾燥気味だとウイルスに感染しやすくなります。
室温は20~25度くらいに、湿度は60~80%くらいになるように調整すると良いといわれています。
花粉症などアレルギー性鼻炎による鼻水の予防
アレルギーの原因物質がわかっている場合には、原因を取り除くようにします。
ハウスダストの場合は、こまめに掃除や洗濯を行ったり、ダニなどが増えないよう部屋の湿度を低く保ったりすることも効果的です。
また、花粉を外から持ち込まないよう玄関先で服をはらったり、帰宅後すぐに手洗い・洗顔・うがいをすることもおすすめです。